ホームステージングで買主に好印象を与える方法
お部屋のマイナス要素をプラス要素に変身させる
内覧で実際にお部屋を見に来た人の多くは、お部屋に入ってわずか数秒で住みたいかどうかを大まかに決めてしまっているという事実から、ホームステージングをする上で第一印象の重要性は高く置かれています。
その第一印象をいかに良い空間にするか!見てみましょう。
<部屋がなんとなく暗く感じる>
・なぜ暗く見えるのかを確認し、照明の種類や設置場所などを考えます。お部屋の用途にあった照明の色味でも部屋の印象は変わってきますので上手に活用しましょう。
①優しく柔らかい印象にしたいのなら電球色(オレンジっぽい色)比較的明るく温かみもあり、目が疲れにくい色です。また、料理を美味しく見せる色でもあるので主にダイニングや、和室、廊下、トイレなどが良いでしょう。リラックス効果を利用して間接照明にするのもgood。
②太陽光に近い昼白色ならお部屋の印象を生き生きとしてくれます、リビングやパウダールーム、バスルームや長時間いる部屋などに適した色です。
③少し青味かかったすっきりとした色味が昼光色です。一番明るい色でもありますし、集中力が高まる色なので主に勉強部屋や書斎、クローゼットなどに利用するのが良いでしょう。
また、照明に限らず、オレンジやイエローなどの暖色系のインテリアエレメンツは明るい印象になりますので日当たりの良くない部屋には積極的に使いたいアイテムです。(もちろんアクセントカラー優先です)
クロスやラグなど面積の広い部分の色を、白やベージュなど明度の高いものにすることで部屋を明るく見せることができます。、鏡面仕上げの家具やガラス製品、または大きな鏡を窓際近くの壁に設置し反射によって部屋の明るさを変えるのも有効です。
<景色が良くない部屋(隣の家との距離が近い、窓からお墓が見えるetc)>
カーテンやブラインドなどのウィンドウトリートメントの活用がおすすめです。
部屋に入って真っ先に外を眺めるという流れにならないようにメインのお部屋の演出をしっかりと行うことが基本です。その上で、むき出しの窓よりはレースカーテンやブライドなどを設置してしてあげるほうが暮らしのイメージが作れるでしょう。
ホームステージングにおけるカーテン選びのポイント
ホームステージングをするお部屋のカーテンはレースカーテンが基本になります。入ってくる光を調整しつつ、外からの視線を遮り、室内のプライバシーを守るという点において優れています。
ミラー調の物もありますが、一般的なミラーレースカーテンは「明るい昼間は外から室内が見えないけれど夜になると明るい室内がよく見える・・」という特性があるので採用の際は気を付けなければいけません。特に夜の内見だと外からだとこんなに丸見えなのね。となってしまう場合があります。
見えにくさや断熱性を重視している場合をのぞけばレースカーテン本来の軽さ、風合い、模様や編み込みを楽しむことのできるレースカーテンに重きをおいたチョイスがおすすめです。
その上で、弊社が採用するレースカーテンの多くはデザインよりも透過性があり、人の輪郭は分かるけど目が合ったかは分からないくらいの透け感があるものを選ぶようにしています。
また、人通りも少なく景色が良い場合などは透過性は高いものを採用し、その魅力を最大限に利用するようにしています。
逆に西日が強い部屋には少し透過性の低いものを採用するなど部屋の方角なども考えたカーテン選びをしています。
マンションが立ち並ぶ住宅街、マンション中層部のお宅です。よく見ると薄っすらと隣のマンションが見えますが、たっぷりと光も入ってきているのが分かり、レースカーテンがあることで外の景観がさほど気にならなくる上、圧迫感もなくとても開放的な印象になります。内見のお客様は「大きな窓から光がたくさん入って気持ちがいい」とこのお部屋を大変気に入ったご様子でした。
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ホームステージングにカーテンは必要?
<生活イメージがわかない>
これは空室の場合で多く言われることですが、部屋の広さがつかみにくい上に、どんな家具を選べばいいのか、手持ちの家具が合うのか・・など悩んでしまうお客様もあります。
色合いや配置などが事前にコーディネートされた部屋なら、具体的な参考になり手持ちの家具とのバランスや大きさを検討することもできますしプロが演出するテーブルコーディネートやアクセントグリーンの使い方など参考にすることもできます。
また、この家具がついているなら購入を検討する!という場合が多く、「お部屋選び→家具選び→荷造り→引っ越し→家具の搬入」という家を替える際の大きな労力を省くことができることも大きな魅力といえます。
弊社では実際にそこに暮らす際に快適に暮らせるような空間をご提案しています。
ご予算に応じたご提案とスピーディーなステージング
一般的なホームステージングは「リフォーム」のような大掛かりな工事はしません。
クリーニングをし、間取りや動線をターゲットを意識したプランニングした上でマッチングした家具や小物類を搬送・設置・撮影というプロセスになります。空家のステージングに関してはほとんどの物件がその日のうちに設置が完了します。
家具の配置もモデルルームほど多くはなく、リビングダイニングがメインとなり限られた予算でも導入が可能です。
予算の目安としては、物件価格の約1.5%程度のご依頼が大半となります。
住居中の物件の場合、家財の整理や移動という工程が加わるので空家のステージングよりは少し時間を要する事もあります。
いずれにせよ、大掛かりなリフォームとは違いスピード感あるブラッシュアップが可能です。
中古マンション売買の際に付加価値を付けたい
昨今の住宅ストック時代を背景に、中古マンションの流通は活性化しております。
ただ中古マンションだとリノベーションやリフォーム、コンバージョンが必須となります。弊社はインテリアコーディネーターが在籍しておりますので内装のご相談も承れます。
水回りを入れ替え、クロスやフロアを張替えてからのホームステージングは効果的です。是非、ご相談ください。
買主の目線を意識したステージングが可能です
売り物件の立地や間取りの調査はもちろん、弊社では依頼主様からのヒアリングを徹底しております。
- 購買層の年代
- 家族構成
- ライフスタイル
- 年収 など
物件情報だけではつかめない事を事前にヒアリングする事でターゲットにあった生活空間を演出する事が可能です。
キッズルーム、バスルーム、エントランス廻り、テラスのステージング実績もございます。
デザイン料は無料となっておりますが、インテリアコーディネーター資格者とホームステージング資格者がコーディネートを行いますので安心してお任せください。