ホームステージングにカーテンは必要?ハウスメーカー様・不動産業者様必見!(分譲編)
窓周辺にありがちな事例
ホームステージングをする前の空室に入り最初に目に入るのが窓の印象と、そこからの景観です。
実際によくある事例としては、お隣との距離が近い、車の大通りが見える、お墓が見えるなど景観に関するマイナス要素です。
また、築年数が経った物件で多いのがサッシなどの共用部分の劣化やデザイン性の古さです。
アンティークに見えるサッシなら良いのですが、アルミ色の寒々しい色味のサッシなどもあります。
そして、実際内見後やweb内見の際に問い合わせとして多いのがカーテンレールやライナーの数、窓のサイズなどです。
実際のところホームステージングでのカーテンはいる?いらない?
内見時、景観に目を向ける前段階でお部屋の印象やそこでの暮らしのイメージを膨らませてもらうためにも必要な部屋には基本的にはレースカーテンを設置します。
また、照明などでフォーカルポイントを窓からずらすなどのテクニックもポイントです。
また、家具の日焼けや、調光の調整の観点からも導入はおすすめです。
予算があるホームステージングであれば、お部屋の雰囲気や、演出したいイメージに合わせたブラインドやドレープカーテンを設置しても良いでしょう。(フロアや壁の色とのトーンバランスに注意しながらカーテンを選びます)カーテン業者や提携しているホームステージング業者に依頼すると採寸のミスなどもなく安心です。
ホームステージングでカーテンを取り入れる範囲は?
基本的にはホームステージングするエリアの「リビングダイニング」になります。
他の個室に関しては、景観やサッシの状態により検討するのが良いでしょう。
ユニットバスなどの場合、シャワーカーテンをつけたことで好印象を持っていただけたケースもあります。
まとめ
分譲物件でのホームステージングにおいて、カーテン(レースカーテン)を利用することをおすすめしています。採寸を記載してある小なタグをカーテンの縁にあえてつけておくのも内見者への情報サービスになるのではないかと思います。お部屋をぐるっと内見した後に、窓からの景観を見ておこうというステップに運べるようなステージングが成功への鍵です。