オフィス移転しなくても、内装やデザインを変えるだけで雰囲気がオシャレに変わる!充実した時間を過ごせる休憩スペースのアイデア6選
仕事に集中するために休憩時間はしっかりリフレッシュする。職場でのメリハリは大切です。この考えも広まり、休憩時間を充実させるための試行錯誤があちこちで話題になっています。
話題になっていた、充実した時間を過ごせる休憩スペースのアイデア6選をご紹介します。
ライブラリーのような休憩スペース
まずは、本や雑誌を読んでリフレッシュできるライブラリー付き休憩スペースです。休憩時間を有意義に過ごすために、オフィスの休憩スペースに図書館のような大きな本棚を設置している企業があります。雑誌で好きなものにふれてリラックスしたり、活字で知識を増やせる空間になっています。図書館に行く手間もかからず、気軽に本を読めるのは魅力的ですよね。
大きな本棚は難しくても、ラックを買って雑誌や新聞などを置くだけでも、スタッフにとっては嬉しいかもしれません。
本や雑誌を手に取りやすくするには、背表紙ではなく表紙が見えるように配置することだと言われています。そのため本棚やラックを選ぶ際は、表紙をディスプレイして置くことが出来るタイプのものをお勧めします。
すでに本棚がある場合は、小さなイーゼルやブックスタンドを使うことで表紙を見せることが出来ます。素敵な表紙の本を見せることで、おしゃれな空間を演出することも出来ます。
カフェのような休憩スペース
つぎに、内装やインテリアを落ち着いた雰囲気にしているカフェ風休憩スペースです。これは比較的多くの企業で導入されている気がします。
職場内と異なるレンガや木を使った内装にし、照明も少し暗めに設定して落ち着いた空間作りをします。椅子をソファなどに変えるのもいいですね。おすすめのソファは、木肘ソファです。アームやフレームを木製にすることで木の温もりを感じることが出来、リラックス効果があります。座面部分をレザーのものにすると、よりおしゃれで落ち着いた雰囲気になります。
内装やインテリア以外にも、本格コーヒーが楽しめるコーヒーメーカーを置くなどでさらに充実した空間を演出できます。豆を挽いて作るコーヒーメーカーは、コーヒーの香りをより一層楽しむことが出来ます。コーヒーだけではなく、カプチーノやカフェラテなどバリエーション豊富なコーヒーメーカーもあります。
カフェ風休憩スペースはリラックスできます。ソファや照明を変更するだけであれば、気軽に取り入れることも出来そうですね。
もっと本格的にカフェのような休憩スペースを作りたい場合は、オフィスにカフェ自体を設置することが出来るサービスもあります。1坪分のスペースがあればカフェを設置できるというサービスです。コーヒーを楽しむだけではなく、今日の情報が流れるスライドや、季節のお花を飾るサービスも追加できて会話を増やすきっかけ作りをサポートします。おやつや、野菜、お惣菜やごはんを提供できるサービスも追加できるので、ランチタイムを充実したものにできます。気軽に導入できる福利厚生としても企業に人気があります。
コミュニケーションが取りやすい休憩スペース
3つめは、気心知れた方と他愛のない会話を楽しみやすいコミュニケーションを意識した休憩スペースを紹介します。休憩時間は仕事の以外の話題を自由に話せる貴重な時間、人間関係を築く時間の一つです。ある企業では、掘りごたつや畳を取り入れてくつろいで話せる空間を演出しているようです。
掘りごたつや畳は難しくても、設置するテーブルを1-2人用の小さいテーブルから、大勢で囲むような大きなテーブルにすると仲の良い人だけでなく、普段は話す機会のない方ともコミュニケーションが取れそうです。
テーブル以外にも椅子をファミレスのようなシートタイプのものに変えると、座る距離が近くなることでコミュニケーションが取りやすくなります。オフィスにいることを忘れるような心地よさが、円滑なコミュニケーションにも繋がりそうですね。
椅子をなくして、立ったまま使うことが出来るテーブルを採用している企業もあります。こうすることで、ちょっとした休憩時間にもコーヒーを飲みながら過ごすことが出来ます。ちょっとした時間にも立ち寄りやすい空間を作ることが、コミュニケーションを取りやすくするための第一歩といえます。
仕事と切り離れた○○付き休憩スペース
最も斬新なのは、プレイルーム付き休憩室です。思い切って休憩室に遊び道具を設置しよう!と、ビリヤード台やダーツなどを取り入れる企業があります。仕事と180度違う環境があることで、心も体も気分転換できそうですよね。
ほかにも卓球台を設置すると、体も動かせてコミュニケーションを図ることも出来ます。トレーニング器具を取り入れている企業もあり、体を動かしてリフレッシュすることが出来る休憩スペースになります。
マッサージチェアやビーズクッションを設置すると、癒やし空間としてリラックス出来ます。珍しいインテリアなどを取り入れた休憩スペースは、新しいアイデアやイメージが浮かぶ空間になります。遊び心を少し加えることで、仕事の効率が何倍もアップすれば言うことなしですね。
ほかにもおすすめなのが、ハンモックです。ハンモックの最大の魅力は揺れにあります。この揺れが不眠症解消に繋がったり、リラックス効果やストレスの解消にも繋がったりするとされています。
自立式のハンモックもあるので、壁や天井に穴をあける必要もありません。ハンモックは簡単に洗濯も出来るので、衛生面でも安心です。
お腹が満たせる休憩スペース
次は気持ちだけではなく、お腹も満たされる休憩スペースです。その一つとして、コンビニエンスストアが提供している自販機コンビニを導入している企業があります。飲料以外も充実しており、外に買いに行く時間がない場合や、残業時、深夜の夜勤時などに便利です。
設置費無料で、食べたり飲んだりした食料品の代金と電気代のみで利用できるものもあります。気軽にオフィスに取り入れやすいところも魅力ですね。
お菓子メーカーが提供するお菓子の無人販売を導入する方法もあります。小腹を満たすことが出来るだけでなく、新商品などが出ればコミュニケーションのきっかけにもなりますね。
今までは利用した分だけの金額を備え付けの貯金箱に入れる形が多くみられました。しかし最近ではスマートフォンで決済できるものも登場したので、より気軽に利用できます。導入した企業も現金の管理や、事務処理が不要になるところも魅力です。スマートフォンで決済することで、買われたお菓子のデータが管理しやすくなり、補充の効率もUPするそうです。
おひとり様を満喫できる休憩スペース
最後は、一人の時間を満喫できる休憩スペースです。体の疲れを取るためにゆっくりのんびりと過ごせる空間は、心もリフレッシュすることが出来ます。
そのために設置する椅子を工夫する方法があります。エッグチェアという丸いデザインの椅子があります。この椅子は座る人を包み込むようなデザインになっており、自分だけの空間を簡単に作ることができます。
また、包み込むようなデザインが、安心感を与え、リフレッシュ効果を生み出します。
ほかにも、お昼寝ができるデスクもあります。見た目は普通のデスクですが、デスクの下の部分にマットレスが設置できる仕組みになっています。デスクとしても使うことが出来るので、とても便利です。
世界中のトップ企業は昼寝や仮眠時間を積極的に取り入れています。その理由は、昼寝をすることで認知能力や注意力の上昇がみられるからです。時間は20分程度ですが、この短時間の睡眠でその後の仕事をより良くこなすことが出来るのです。
簡単なお昼寝グッズも最近ではたくさん販売されています。特に枕は多くの種類が販売されています。筒形になっており、手を入れて寝ることが出来るタイプや、ドーム型になっていて頭を入れるタイプや、頭から被るタイプの枕まであります。ブランケットやクッションもあるので、取り入れすいものから始めてみてはいかがでしょうか。