利用者様に心地よく通っていただけるデイケア施設の内装デザイン
デイケア施設の内装デザインのポイント
デイケア施設など介護施設の内装は利用者の方々が安心して過ごせる雰囲気や、スタッフが使いやすい導線であることが大切です。高級すぎると落ち着かないですし、事務所のような簡素なつくりでは安っぽくなってしまいます。利用者の方々は人生の大先輩方です。内装もしっかり見られています。そのため、内装はとても大切です。
では心地よく通っていただく内装とは何かを3つのポイントに分けてご紹介します。
利用者の方々にどう過ごしてほしいかを明確化する
内装を決める上でやはり大切なのは「利用者の方々にデイケア施設でどのように過ごしてほしいのか」という点です。
リラックスして過ごしてほしい場合は、木の素材や植物などを使い、太陽光を多く取り入れると落ち着いた空間づくりが出来ます。リハビリに積極的に参加してもらいたい場合であれば、リハビリ機材を多く導入するのはもちろん、集中力を高める効果のある青色をインテリアに取り入れることもおすすめです。
リハビリやデイケア施設を敬遠しがちな方々にも喜んで来てもらえるようにしたいのであれば、カフェのようなアンティーク調にする方法もあります。このように理想を明確化すると内装もより良いものになるでしょう。
スタッフも使いやすい空間づくり
利用者の方々のことを考えることは大切ですが、スタッフが働きにくい空間では、仕事の効率が落ちてしまいます。
そうならないために、一日のスタッフの動きをイメージしましょう。スタッフの目が届かない場所がないように、全体が見渡せる空間にすることも大切です。
また、スタッフが休憩するスペースの確保も重要です。大変な仕事なので、ゆっくり休憩できるようなスペースを確保することで、より居心地の良い職場に出来るでしょう。
内装設備の基準について
デイケア施設の内装には満たさなければならない基準があります。
- 食堂、機能訓練室
- 相談室
- 事務室
- 消火設備その他の非常災害に際して必要な設備 など…
基本的なことになりますが、とても大切なことです。いろいろな基準があることや、利用者の方々の安全を確保するためにも、業者に内装をお願いする場合はデイケア施設の専門的な知識があるかどうかを確認してからお願いしましょう。
利用者の方々に心地よく通っていただけるデイケア施設を作るために、安全も確保できるようにしましょう。
いかがでしたか?どれも当たり前のことですが、どれもかけてはならないものです。関わるみんなが心地よい空間にするためにしっかりとした計画を立てましょう。
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