失敗例から学ぶ業務効率の良いオフィスデザインとは
オフィスデザインの失敗ってどんな事がある?
何かを行う場合、出来れば失敗はしたくないものですよね。オフィスをデザインする場合も、もちろんそうです。
そんな状況を避けるため、今回は失敗例として「業務効率の悪いオフィスデザイン」をご紹介したいと思います。これらから学び、どうすれば失敗しないオフィスデザインが出来るのか考える参考にしてください。
家具の大きさ・設置場所
オフィスデザインの失敗例でよくみられるのが、家具の大きさ・設置場所に関するミスです。最も多いのが、「家具が大きすぎて設置予定場所に置けなかった」「予定よりスペースを必要とした」という場合です。初歩的なミスではありますが、意外に多くあります。設置場所のサイズを計測し、家具の配置が可能かどうか確認することが大切です。
導線について
次に、家具を配送する際、エレベーターや入口に入らなかったというミスです。置く場所の計測とスペース確保はできていても、そこに辿り着くまでのエレベーター、廊下や通路、入口を通らないケースがよくあります。「設置した家具が大きすぎて通路が狭くなってしまった」といった事にも気を付けたいものです。
ゾーニング未計画
こちらも多くみられる失敗例です。実際にオフィスで業務が始まってみると、「頻繁に関わる部署同士を離してしまったのでコミュニケーションが取りづらい」「一つの作業を行うためにあちこちに移動しなければならない」という事が起こりえます。ゾーニングのミスは、時間の浪費だけでなく移動回数増による紛失等のリスクも上げてしまい、2つの点で業務効率を悪くしていると言えます。
業務効率の良いオフィスデザインとは?
いくつかの例をご紹介しましたが、このような失敗を防ぐためにどうしたら良いのでしょう。共通して言えるのは、ゾーニング計画を行うということです。ゾーニングとは空間を用途に分けて考えることです。応接室や部署ごとのスペース、休憩室などをオフィスのどこに配置するかを決めることがまず必要なのです。ゾーニング計画では、実際に行う業務も想定して計画する必要があります。頻繁に関わる部署について、導線についても、この中で見ていくことが可能です。
ゾーニング計画をきちんと行うことで、業務効率の良いオフィスデザインが出来ます。事前にしっかり計画を立てて、仕事のしやすいオフィスを目指しましょう。
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