人の動作スペースも考慮!オフィスレイアウトの寸法の基礎知識
人の動作スペースも考慮!オフィスレイアウトの寸法の基礎知識
デスク同士の間は、どれくらいのスペースが必要なのでしょうか?オフィスのレイアウトを考える際、単に「家具が入るかどうか」だけでなく、「どれくらいのスペースが必要なのか」まで考える必要があります。オフィスの基本的な寸法についてまとめてみました。
レイアウトを考える前に!「人のサイズ」はどれくらい?
オフィスのレイアウトを考える際、単に家具の大きさだけでなく、人の大きさや人の動作のことも考慮する必要があります。そのため、まずは人のサイズはどれくらいの大きさで考える必要があるのでしょうか?
標準的な人のサイズは、横幅450mmで考える必要があります。人が通れる通路のことを考えると、人1人分の通路は600mmのスペースが必要となります。この人間の標準的な寸法から、必要なスペースを割り出していきます。
通路は2人すれ違うことができるスペースを確保
先程説明したように、オフィスのレイアウトでは人1人通過するために、600mmのスペースが必要となります。しかし、だからといって600mmのスペースだけ確保していればいいというわけではありません。オフィスでは、人と人がすれ違う場面は以外と多いものです。
1人分のスペースしか確保していない通路は、利便性が大きく低下します。快適なオフィスを作りたいなら、基本的に2人分のスペースを確保する必要があります。1人が通過し、もう1人が横向きになってすれ違うためには、最低で1200mm必要です。お互いが正面を向いてすれ違うためには、1600mm以上のスペースが必要です。
デスク同士の間は1200mmあれば最適なレイアウトになる
デスクをそのまま並列に並べるだけの場合、レイアウトの寸法を気にする必要は特にありませんが、人数の多いオフィスの場合、複数の机を島型に並べたレイアウトを採用しているオフィスが多いので、背中わせになっているデスク同士の寸法を考慮する必要があります。スペースが狭くなってしまった場合、気軽に立ち上がりにくかったり、歩きにくくなります。もちろん、座りにくくもなります。
デスクから立ち上がる時は、作業中よりも大きなスペースが必要となります。そのため、最低でもデスク〜デスクまでの距離は、1200mmのスペースが必要となります。ゆったりとして快適な通路が欲しい場合は、1800mm必要になります。
デスクから壁までの寸法も同じく1200mm必要
オフィスのレイアウトでは、デスクの椅子が壁側にある場合、デスクから壁までの寸法は、どれくらいが最適なのでしょうか?着席時は450mm程度になりますが、着席時や立ち上がる時には最低でも1200mmのスペースが欲しいところです。1500mm〜1800mm程度あれば、十分なスペースと言えます。
デスクから棚やロッカーまでの寸法は1400mm
オフィスのレイアウトでは、デスクの椅子が書類などを保存する棚やロッカー側にある場合、1400mmあれば十分です。多少利便性は落ちますが、800mmあれば机で作業している人がいても、別の人が棚のものを取ることができます。1250mm程度あれば作業しやすくなります。
会議室がスクール式のレイアウトの場合
会議室がスクール式レイアウトの場合、机と机の間は最低600mmあれば問題ありません。しかし、900mmほどの寸法があれば、より快適になります。600mm〜900mmの間で考えることをおすすめします。
狭いオフィスにおすすめの家具
モダンな木製のデスク ナチュラル 幅112
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コンパクトですが、しっかりと収納スペースが確保されたモダンでオシャレなデスク。ロッカーが無くても荷物を収納できるのはありがたいですよね。寸法は幅1120mm、奥行450mm、高さ700mmとなっています。
狭いスペースのレイアウトに悩んでいる方におすすめです。
おしゃれなキャスター付きコートハンガー かっこいいインダストリアル系 幅121
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キャスター付きで楽々移動できるコートハンガーです。インダストリアル系でとてもスタイリッシュです。コートハンガー部分だけでなく、下に荷物を置くスペースが確保されているので、鞄なども収納することができます。
寸法は幅1215mm、 奥行505mm、高さ1670mmとなっています。