個人事業主、個人業者にも。一人のオフィスレイアウトはこれで決まり。取り入れやすいシンプルモダンやレトロなデザイン家具でもう迷わない。
近年、日本でも多様な働き方が広まり、カフェなどで仕事をするノマドワーカーや主婦に人気の在宅ワークなどといった働く場所を選ばない仕事が盛んになっています。そんな中でも、「やっぱりオフィスが一番集中できる」とビルやマンションの一室を借りる人も少なくありません。
自分以外に従業員はいないけれどオフィスを持ちたい一人社員のオフィスレイアウト、初めての個人事業主として自宅内に持つオフィスレイアウト、何もわからないスタートで迷ってしまうこともありますよね。今回は、一人で使用するオフィスのレイアウトをご紹介。これから事業をスタートしようと準備を進めている起業家、個人事業主の皆さま、個人事業主のための共同オフィス運営者さま、必見です。
一人あたりに必要な作業面積はどれくらい?
オフィスのレイアウトを考える際、人数当たりどれくらいのスペースが必要なのかを計算することがまずは大切です。一人分の作業スペースは約1畳ですが、実際は作業デスク以外にも書類を整理するキャビネットや荷物棚の考慮もいるため、最低でも2.5畳〜3畳は必要です。
事業内容によっては、広いデスクに資料を広げて作業することもあるかもしれません。一人とはいえ、どのような作業が発生するのかを見極めてレイアウトを決めていくことが求められるでしょう。
自宅内にオフィスを持つならモノトーンカラーで統一
自宅内にオフィスを持つなら、リラックススペースとの切り分けが大事になってきます。在宅ワークにはさまざまな誘惑があるため一室を専用スペースにして気持ちを切り替えられるようにすることをおすすめします。気持ちを集中させるには、全体的にモノトーンで統一し、落ち着いた雰囲気のデザインでまとめると効果的。
部屋の明かりも、リラックスしてしまう間接照明よりは、はっきりした明るいものにしておきましょう。
モダンスタイルデスク
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自宅のオフィスであれば、大きめの本棚を設置するのも良いでしょう。別の部屋への移動を防ぎ、集中を妨げないような工夫が大切です。
スタッキングできるラック
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従業員が増えるかも?空間の使い方にこだわるオフィスレイアウト
一人でスタートする事業でも、応接スペースが欲しい場合や今後、従業員が増えるかもしれない場合には、数人の増員は考慮したレイアウトにしておく必要があります。自分が使用するデスクにも余裕を持たせたいですが、オフィスを最低限のパーテーションで仕切ることができるくらいの広さがあると良いですね。6畳ほどのスペースがあれば、自分のデスクと応接スペースを確保することができるでしょう。
さらにもう一人、従業員が増えることも考えると8畳は必要になります。個人作業の多い事業であればデスクを壁沿いに配置すると集中力UPに効果的、こまめな打ち合わせが発生する事業であれば向かい合わせに配置するとコミュニケーションが取りやすくおすすめです。あまり空間が狭いと、従業員が増えたときにプライバシー空間がなくなってしまうことが懸念点。今後の事業の展望をよく見据えてレアウトを決めていきましょう。
モダンなコレクションテーブル
完全に集中したい!防音室を取り入れる選択
自宅オフィスにしたいけど書斎専用の部屋が持てない、というときには防音室を取り入れてみることも検討しましょう。住宅メーカーや大手楽器屋さんでも気軽に体験することができる防音室は、0.5畳ずつのスペースから用意できるので相談次第でレイアウト可能です。リビングのスペースに3畳程度のスペースを確保できれば、デスクを設置して作業に集中することができますね。
しかし、防音室は圧迫感を感じるため狭い空間が苦手な人にはおすすめできません。また壁が厚いため熱がこもりやすく夏は冷房対策が必要になるといったデメリットもあります。PCを使って作業をする必要がある場合には、電源の確保もよく考えて検討しなければいけないでしょう。
モダンなデザインのワークチェア
自分好みにレイアウトされたオフィスで良い仕事を
一人で始める新しい事業、まずは環境を整えることで気分をリフレッシュしたいですよね。オフィスのレイアウトが自分好みなら、今後も気持ち良く仕事を進められます。 今回選んだ新しい自分だけのオフィスで、素敵な事業をスタートしてください。