オフィスエントランスは会社の顔!おしゃれなデザイン家具を活用使用。見栄えだけじゃなく機能面にも注意してレイアウトを考える。
会社にとってエンストランスは自社の顔と言える場所。外部の人から見ると一番最初に目に入るため、その会社の第一印象としてのイメージとなる場所です。
この場所をどのように「魅せる」のか?を考えることは、とても重要です。人で例えるならば、第一印象を疎かにしてしまうと第二印象の改善までに何倍の時間が必要となるようなものです。
「人は見た目ではない」という言葉の意味は、そう諭さなければ人は見た目で判断してしまう、ということなのです。それでは、見た目で良い判断をされる企業のエントランスとはどのようなレイアウトなのでしょうか?
エントランスには何が必要でしょうか?
【受付カウンターの有無】
まず、社員の人数や業種によって受付が必要な会社と、電話が一本あれば問題ない会社があります。受付嬢が必要なのはクリニックや病院など予約制で来客情報を確認する必要があるタイプ。
一般企業であれば、大きくなればなるほど毎日の来客人数も増えるでしょうが、小規模企業であれば受付嬢は必要なく、来客を知らせる電話があれば担当者が迎えに行くという仕組みで十分対応できるでしょう。
この時点で受付カウンターがどのようなタイプでどのようなサイズのものを選べばいいのかが決まります。
カウンターテーブル
【待合ソファーの有無】
フリースタイルのソファ
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受付に椅子やソファーが必要かどうかはスタッフがすぐに来客に対応できるかどうかで決まります。
つまり受付係がいなくても事務スタッフがすぐに動けるようであれば、来客からの電話から出迎えに行くまでの時間は数秒から数十秒。しかし、事務と電話対応を一緒にやっていたり、他に対応できるスタッフが足りない場合は来客を待たせてしまう可能性があります。その可能性がある場合には待合椅子があったほうが親切でしょう。
スペースによってはソファを設置できない可能性があるため、一人掛けチェアを二脚ほど置くだけになることもあると思いますが、その場合はデザイン性のある、安っぽくはない椅子を設置することがオススメです。
【傘立ての有無】
シンプルな傘立て
傘立ては社員用と来客用を分けるのか一緒にするのかをまず考える必要があります。その上でエントランスの一番邪魔にならない場所に設置します。部外者が簡単にもっていけるような外側にあることは少々問題に感じます。
特に鍵付きではない傘立てであれば誰かが簡単に持っていってしまう可能性があります。人数がある程度いる会社であれば鍵付きやダイヤルロック式の傘立てを検討されるといいでしょう。
【案内板や装飾品の有無】
絵画や壺、観葉植物やランプなど、来客が心地よく感じる空間であり、尚且つその会社のセンスや業績の表れともなるものが装飾品です。
言うなればあってもなくてもいいものです。ですが、結局これらに投資するお金があることがイコールその会社の業績のゆとりを表すため侮れません。
無難なのは観葉植物で、枯れにくい見栄えのする物をピックアップして置くだけでも非常に良い印象となるでしょう。呼び出しのための電話を設置する場合は案内板を設置すると思いますが、なるべくわかりやすくシンプルな案内板がよいでしょう。
パーテーション(間仕切り)の有無
パーテーション
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元々のオフィスの間取りがエントランスから執務室が丸見えの場合はパーテーションで目隠しする必要がある場合があります。
パーテーションは内装設計を入れなくてもオフィスを間仕切りしてレイアウトすることができるため非常に便利なものなのでうまく活用しましょう。
黒板付きパーテーション
エントランスの意味と役割とは?
来客だけではなく、そこで働いている人々が日々そこに出入りする場所がエントランスです。多くの人が行き来するため当然良い運気も悪い運気も出入りします。
例えば、住宅であれば北東は鬼門のためエントランスは別の場所に設置することが定石です。賃貸オフィスの場合はそうはいっていられない場合もありますが、なるべく良い「気」が流れ、悪い「気」が溜まらないようにすることが重要です。ですからいつも綺麗に掃除が行き届いていること、出入りする者が気持ち良い気持ちになれる場所であるということが何よりも大切なことなのです。
会社の社長の方針によっては盛塩をする、神棚を飾る、御札を貼るなど、目立たないようにゲン担ぎをしている企業も実際にあります。
まとめ
誰もが気持ちよく出入りすることができるオフィスのエントランスレイアウトはどれだけそこを通る人の気持ちを考えてレイアウトをしたか?で決まると思います。狭すぎず、しかし必要以上なスペースをとりすぎず、最適なレイアウトをすることが大切です。
エントランスで第一印象にしっかりと好印象をつかみ、素晴らしい仕事のやりとりができる場所になるように願っています。