未来を創造させるデザインが特徴。エーロ・アールニオというデザイナーについて
エーロ・アールニオの来歴
エーロ・アールニオは、1932年フィンランドのヘルシンキで生まれた、フィンランドを代表する未来的なデザインが特徴的なデザイナーです。1957年インステテュート オブ インダストリアル アートを卒業した後、1962年に独立しヘルシンキにデザインスタジオを設立しました。フィンランド人ではありますが、プラスチックを用いた斬新な作品は、ヨーロッパより先にアメリカで評価されました。今でも世界中の美術館に、永久コレクションとして作品が展示されている人物です。
エーロ・アールニオの代表作は?
エーロ・アールニオの代表作は、ボールの一部をカットしたような形のボールチェア、その進化版であるバブルチェアです。ボールチェアは体を包むようなフォルムに加えて、全体的に厚いクッションが施されているので、音を遮断し自分の世界へ入り込めるようなチェアです。一方のバブルチェアは全体が透明で開放的な作りです。対照的なこれらのチェアはテレビCMなどでも使われ、時代を超えて愛され続けています。
デザインがキュートなエール・アールニオの椅子
エーロ・アールニオは数々の椅子をデザインしており、1968年にアメリカの工業デザイン賞を受賞したパスティルチェアやポリエチレン製のカラフルな子供用チェアであるトリオリなどがあります。エーロ・アールニオの椅子はデザイン性が高いのに姿勢をサポートしてくれて、座りごごちにもこだわったものが多いのが特徴です。