ファッションセンスに富んだ、ピエールポーリンというデザイナーについて
ピエールポーリンの来歴
彫刻家の大叔父、自動車デザイナーの叔父を持つピエールポーリンは、1927年にフランス・パリに生まれました。エコール・カモンド校で家具の伝統を学び、フランスのトーネット社やオランダのアーティフォート社から家具を発表しました。国際インダストリアルデザイン賞の受賞経験もあります。
ピエールポーリンの代表作は?
ピエールポーリンのデザインは、もともと直線的で機能的合理主義に基づいた作品が多く存在します。そんな中でもオレンジスライスチェアは、スライスしたオレンジの皮のようなデザインが特徴の椅子で、今までになかった形が支持されました。また、1965年に発表されたリボンチェアもジェネリック家具があるほど有名な作品です。
椅子やソファー。ピエールポーリンにはどんなアイテムがあるか?
ピエールポーリンの作品は数多く存在しますが、その中でもプチビューロ、タンチェア、マッシュルームチェア、パンプキンは代表的な作品です。プチビューロは、機能性を追及したシンプルなデザインで一度は生産終了となりましたが待望の復刻を果たした。パンプキンは、ジョルジュ・ポンピドーポンピドゥ大統領のためにデザインされたソファで、パリの国際家具見本市で「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を獲得しています。