ホームステージングのデメリット。費用対効果はあるの? そのインテリアで大丈夫?
ホームステージングする上で気になるのはズバリ費用でしょう。
ホームステージングを導入すれば高くで売れるよ!売却期間が短縮したよ!なんてメリットばかり聞かされても実際のところ自分の物件が立地の悪いところだったり築年数が経っていたりすれば費用対効果がどれだけあるのか心配です。
そこで、ホームステージングをするにあたりデメリットもご紹介します。
ホームステージングをしたが集客効果が上がらないケース
売却したい物件の立地や住環境によって、ホームステージングの仕方は様々です。
コーディネートが魅力的でない
ホームステージングは買い手に「こんな素敵なインテリアに囲まれて暮らしたい」と思ってもらうことが大切です。統一感のないインテリアや一昔前に流行ったインテリアではそんな気持ちにはなれません。
また、いくらそのうよな物件をインターネット上に載せて宣伝しても問合せは望めません。
家の状態が悪い
壁紙が剥がれている。騒音がする。生活臭がするなどそもそも衛生状態や住環境に問題がある。せっかくステージングをしても家具や小物、照明の魅力が台無しに・・
特に在宅ホームステージングでは清潔感・整理整頓を心がけましょう。
→住みながら売却活動する「在宅ホームステージング」
費用がかかるケース
近年、中古物件数も増えホームステージングの事例もインターネットなどから簡単に探すことができるようになりました。
ホームステージングを扱う業者も多く数万円〜手軽にすることができます。
ただ計算外のケースもありますので注意が必要です。
売却期間の長さによっては費用が膨らむことも
レンタル家具を使ってホームステジングしたが売却されずレンタル料が膨らんでしまったというケース。
プランニングに別途料金がかかった
不動産が紹介する有資格者のコンサルティング代や撮影に別途料金が発生した。
自分のセンスで出来る範囲の演出をしたが返って高くついた。
部屋のクリーニングに料金がかかった
水周り(風呂、トイレ、キッチンなど)の状態も内覧対象にする場合、専門的なクリーニングが必要となり別途料金が発生した。
などなど、その物件の特徴をしっかりと把握し、条件にあった購買層のターゲティングをすることが重要となり、また、ただ綺麗にインテリアでコーディネートをしました。中古物件をおしゃれに飾ってみました。それだけでは集客効果は期待できないということ。
クリーニングされた部屋でこそ家具や小物、印象に残る香りや照明の効果が映えるのです。