プレゼン会場でのOA機器の配置失敗例
プレゼンテーションをする際に、いつも自社オフィスの会議室とは限りませんよね。
レンタルルームの時もあれば、会議場のカンファレンススペースということもあるでしょう。
事前にプレゼンターが、会場の下見をすることができれば一番良いのですが、出張先のプレゼンのため当日まで行けないことや、会場の都合と自分の都合が合わず見に行けないこともあるでしょう。しかし最低限メールやファックス、電話で必要な情報は得ておきましょう。
ここにいくつか大切なプレゼンテーションで失敗してしまった例を挙げてみます。
会場の空間条件を把握していなかったケース
部屋のドア側を正面にして会場を設置してしまい、遅れて来た参加者がプロジェクターの前を通らなければ席に着けなかった。
予防策
部屋の面積、天井の高さ、窓(カーテンやブラインドの付属)、ドアの位置(部屋の前方か後方か)、スクリーンの位置、スクリーンサイズ、座席数、スクリーンから最後列までの距離、プロジェクターの設置位置などを確認しておきます。
設備、備品を把握していなかったケース
接続ケーブルの種類が合わず、慌てて家電量販店で買い求め事なきを得たが、リハーサルの時間が大幅に減ってしまった。
予防策
室内照明のスイッチの場所、壁コンセントの位置、延長コードの有無、マイク、手元明かり、接続ケーブル、プロジェクターとパソコンの距離、指示棒やレーザーポインターの有無、模型などを置くテーブル、既設のAV(音響・映像)機器など、必要な項目を予め確認しておきましょう。
位置関係のミス
スクリーン幅が思いの外大きく、同時に展示するものと被った位置になってしまった。
予防策
プレゼンターとプロジェクターの位置関係、必要展示物や模型などの位置関係を予め確認し、参加者がどの位置から見るのかを把握しておきましょう。
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