上質さ・シンプルさにこだわっていた、ポール・M・ボルザーというデザイナーについて
ポール・M・ボルザーの来歴
ポール・M・ボルザーは、1923年にデンマークに生まれたデザイナーです。キャビネットメーカーで修行を積みながら美術工芸学校で学び、卒業後にはボーエ・モーエンセンのスタジオへ就職します。ここで、デンマークの家庭で愛用されているシンプルで広々としたソファやアームチェアをデザインしました。短命となる流行のデザインを毛嫌いし、上質な素材とシンプルなデザインにこだわりを持っていました。
ポール・M・ボルザーのジェネリック家具はあるか?
ポール・M・ボルザーのジェネリック家具には、1964年に発表されたコロナチェアがあります。コロナチェアは、素材が確保しにくい環境下で「素材を節約する」という発想から生まれた椅子です。木製ベースに楕円形のクッションが間隔を空けて配列されているデザインで、あらゆる姿勢でリラックスできるようになっています。
椅子やソファー、他にどんなアイテムがあるか?
ポール・M・ボルザーのアイテムには、J62やDK5567、サイドチェストがあります。J62は、ゆったりとした背もたれと座面は快適な座り心地のアームチェアで、テーブルやデスク下に納まりやすくなっています。DK5567はゆるやかな曲線を描いた背もたれが特徴のチェアです。サイドチェストはキャスター付きで、良質なチーク材が使用された使い勝手の良さとクオリティの高さが際立つ製品です。