新オフィス!仕事の効率が上がる最適レイアウトのコツ
新オフィス!仕事の効率が上がる最適レイアウトのコツ
事業の拡大による移転や、収益が上がったことによるオフィスのレイアウトチェンジをする時、何よりも大切にしたいことは「仕事の効率が上がる」ことであり、次に「快適に過ごすことができる場所」だと思います。実際にはオフィス空間は社員のモチベーションにも多大に影響するため、誇りに思える素敵なオフィスとそうでないオフィスでは社員の離職も大幅に変わってくるといいます。今回は皆さんに効率が上がる快適なオフィスレイアウトのコツについてご紹介します。
オフィスに必要な要素は何であるのか確認しましょう
一般的にオフィスに必要とされる部屋は、受付、会議室、応接室、役員室、執務室、リフレッシュルーム、喫煙室、コピールーム、ロッカールーム、資料室などでしょうか。レイアウトを考える上で一番大切なことは何を優先するのか?ということです。
例えば社員のコミュニケーションを重視するのか、一人で集中できる作業スペースを用意するのか。社員と社長の垣根をなるべくなくしたいのか、きちんと分けたいのか。会議室は休憩室や応接室にも利用していいのか否なのか。従業員の人数とオフィスの面積によってできることがある程度決まってしまうため、何を削るのか?も重要なポイントです。
仕事の効率が上がるオフィスは動線が優秀
最も重視すべきことは、効率のよい動線を引くことです。社員同士がぶつかりやすい動線の設計は致命的なミスですし、コミュニケーションがとりずらい動線も居心地が悪く感じる動線もまたミス設計です。例えばお客様が来社された時、会社の入口から執務室が丸見えのほうが「いつも綺麗にしなければ」、という緊張感からオフィスの整理整頓が意識づけできると考える社長もいます。
一方、守秘義務を扱う部署が部外者でも入れるようなスペース、誰でも簡単に資料を持って行けるような間取りでは心配です。ではどのような部署をどのような配置をすればいいのかが自然とわかってきますよね。同様に経理部や総務部も入口付近には置いておくのは危険と考えられます。スペースに余裕のあるオフィスであれば、入口から執務室と応接室、役員室の扉を選ぶことができる廊下のようなスペースがあることが望ましいのですね。
モダンな会議テーブル
一般社員が快適に過ごせる執務室のつくり方
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一人一人の社員に引き出し付きワゴンで私物をしまえるようなスペースがほしい場合、デスク幅は120cm以上必要になります。引き出しワゴンは一般的に幅40cm前後のため、それ以外のスペースが80cm前後となるからです。もし引き出し付きワゴンが必要なれば80~90cm幅のデスクでも問題ありません。(人の肩幅の最低二倍は確保すること)。
この一人当たりのデスクの幅を決めると何人分のデスクがどのようにレイアウトすることができるかが決まります。また、オフィス用デスクでは奥行が60cm以上あることが常識ですが、それより浅い奥行のデスクはパソコン以外の資料などの置き場に困ったり、向かいの席の人との距離感の近さにパーソナルスペースを奪わえるような感覚を抱くためおすすめできません。
後ろのデスクとの距離は最低90cm、人が通る通路にする場合は120cm以上の間隔をとり、椅子と椅子を引いた時にぶつからないようずらして配置する必要があります。(引き出しワゴンの位置を全員右に設置すれば問題は解決することができます)
まとめ
快適なオフィスは仕事の効率アップに影響します。同様に効率のよい動線のオフィスとそうでないオフィスでは作業効率は何倍も差がつきます。ですからオフィスのレイアウトは決して侮ってはなりません。
同様に1日のうちの半分を過ごすオフィスは「過ごしやすい」「心地よい」と社員に思ってもらえないようでは離職率が高まる一方で、経営者を悩ませ続けるでしょう。とくに創業期は簡易的になりがちですが、だからとはいえ、できる限りのことはすべきで、その第一歩が効率のよいレイアウトをするということです。
社員にとっての「第二の居場所」のように思ってもらえるようなオフィスが増えることを願っています。