ホームステージングとテーブルコーディネート〜映えるテーブルコーデで食卓に彩を・・
内見で魅力的なダイニングテーブルを演出するのに欠かせないのがテーブルコーディネートです。
女性が格別にこだわりを持つスペース「キッチンダイニング」に好印象を与えることはホームステージングにおいて大変重要です。
お部屋や家具のスタイルに合わせて映えるテーブルコーディネートをし、ワンランク上のホームステージングを目指すにはどこに注意したら良いのかを見てみることにしましょう。
テーブルコーディネートの基本
①シーンを想定し、テーマを決める
ホームステージングでのテーブルコーディネートはお部屋のインテリアに合わせることが前提です。
その上で料理からイメージを膨らませる場合は洋食なのか、和食なのか、和洋なのかでテーブルに並べるお皿やカトラリーを決めていきます。
シーンからイメージを膨らませる場合は「女友達との気軽なホームパーティー」なのか、「ご主人との大切な記念日なのか」というような具体的なテーマ(コンセプト)を決めるとグンと魅力的なテーブルコーディネートになります。基本的にホームステージングでのテーブルコーディネートは季節感はあえて入れない方が良いでしょう。モデルルームなど常勤スタッフがいる場合は雑貨等の置き換えも容易ですので季節物のエレメンツは入れることもあります。
《シーンに合わせて使用するアイテム一覧》
テーブルランナー ランチョンマット 和紙 テーブルナプキン キャンドルホルダー キャンドル テーブルグリーン カトラリー
※テーブルクロスはせっかくのダイニングテーブルの特徴が見えなくなるので物件と家具がセット売りの場合はテーブルランナー等でコーディネートします。
②3色を決める
テーブルという狭い空間の中、整然と尚且つおしゃれに演出するには服選びと同じで「テーマカラー」
「ベースカラー」「ポイント的に差し込むアクセントカラー」の3色が基本になります。
お部屋のステージングカラーを意識した配色にすると洗練された雰囲気になります。
アクセントカラーなどはインテリアと協調させることで統一感が生まれます。
●ベースカラー(テーブルランナーやランチョンマットなど)
広範囲に使う色になるので基本はナチュラルなカラーを使用します。
●テーマカラー
主に皿、テーブルナプキンなどで取り入れます。
●アクセントカラー
テーブルグリーンなど。食品サンプルや花などでお皿の上をゴージャスにすることもあります。
また、比較的小さな範囲に取り込むように配慮しテーマカラーの邪魔をしないようにします。
③メインとなるお皿とカトラリーを決める
メインとなるお皿選びはとても重要です。テーマにあったもの、重ね置きで高さを調整させたり、食品サンプルが映えるお皿を選ぶ必要があります。美しく見える配置にはルールに沿ったお皿やカトラリーの配置があります。
器との相性、全体のバランスを見ながらカトラリーを決めます。テーマに合ったお皿が並んだ状態でカトラリーを選ぶのがおすすめです。
カトラリーなどは素材感にも配慮します。ウッディーなテイストのカトラリーは他素材のアイテムとも合わせやすく利便性があります。
④テーブル中央に高さが出るようなアイテムのチョイス
お料理の盛り付けにもあるように、中心を高く盛ると華やかさが増しお料理が引き立ちます。
同じくテーブルコーディネートでも中心を高く横からみると三角形になるような配置を心かけるのが基本です。
花瓶は簡単に高低差が作れるアイテムです。テーブルの上に高低差が出るとメリハリが付く上にテーマカラーの花を飾れば(造花でも可)華やかになりますので、花瓶はマストアイテムです。また同じくキャンドルホルダーやワインボトルなどは高さを出しやすいアイテムです。
テーブルナプキンをゴージャスに折り飾り、2枚に重ねて高さを出した西洋皿にセッティングする演出もよく使われる高低差を出すためのテクニックです。
⑤デザイン性のあるキッチンアイテムをチョイス
鍋やソルト&ペッパーミルなどはテーブルにそのままおいても映えるようなデザイン性のあるものをチョイスしましょう。キッチンアイテムが揃うお店を紹介しているのでそちらも合わせてご覧ください。
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