フリーアドレス型オフィスと同じく新しい形のオフィススタイル、ベンゼン・背面型レイアウトとは
最近の傾向で、オフィスデザインを考えるとなった際に「これまで日本で広く取り入れられてきた対面式レイアウトと違う海外の新しいレイアウト」に注目するオフィスが増えてきています。流れに乗り遅れないように、少し新しいレイアウトについて学んでいきましょう。
ベンゼン型レイアウトとは…
一つ目はベンゼン型レイアウトです。ベンゼン型レイアウトとは3つのデスクをY字型になるよう配置にするレイアウトです。ベンゼン型レイアウトはチーム単位で業務を行う場合に最適な形です。
理由として、多くのメンバーとのコミュニケーションが取りやすいからです。また一人当たりの作業スペースも広くなるので、ゆったりと仕事に打ち込むことが出来ます。ただ、その分スペースも必要になりますし、レイアウトできるデスクの数にも制限があるという部分がデメリットです。
背面型レイアウトとは…
次に、背面型レイアウトです。こちらはデスクが壁もしくはパーテーションに向かって配置され、スタッフ同士が背中合わせで座る形になるレイアウトです。
このレイアウトだと「コミュニケーションが取りにくいのでは?」と思われがちですが、振り返ればすぐに話せるので問題ありません。また同じパソコンのモニターを見ながら等も話すことも出来ます。デスクに向かって作業する際は、目の前が壁もしくはパーテーションなので人の視線も気にならず、作業に集中できます。さらに、両列のスタッフで通路を共有することが出来るので、導線スペースを減らすことができす。
しかし、管理や監視がしづらい部分がデメリットです。一般的に、部署ごとにパーテーションで区切ることが多いので、他部署とのコミュニケーションが取りづらくなるという点についても考える必要があります。
レイアウト次第で業務効率向上!!
2つのレイアウトについてご紹介しましたが、どういったレイアウトか想像できましたか?どちらもメジャーなレイアウトですので、詳しく知りたい場合は画像検索等してみてくださいね。
それぞれのオフィスで行っている仕事は異なります。仕事が違えば適切なレイアウトも異なります。適切なレイアウトは業務効率も上がります。この機会に自分のオフィスにとって重視することは何なのかを明確にして、現在のレイアウトが適切なのかを改めて検討してみてはいかがでしょうか。