受付にピッタリ!同向式レイアウトのメリット・デメリット
同向式レイアウトとは、どういうレイアウトでしょうか。受付や銀行、会議室などでよく見られるレイアウトで、デスクをすべて同じ向きに並べて配置する形を同向式レイアウトといいます。塾や学校でも、広く同向式レイアウトが採用されています。このレイアウトのメリット・デメリットについて紹介します。
同向式レイアウトのメリット
- 前方の視線が気にならない
- 雑談が減り、適度なコミュニケーションが保てる
- プライバシーが守られる
などが同向式レイアウトのメリットとして挙げられます。全員が同じ方向を向いて作業を行うので、前の人の視線を気にすることなく集中して作業を行うことができます。
対向式レイアウトは、コミュニケーションが円滑に出来ますが雑談も増えてしまいます。同向式レイアウトであれば、適度な距離感を保つことが可能です。
同向式レイアウトのデメリット
- スペースが広く必要になる
- 配線の管理が大変になる
- 管理や監視という意識が強くなる
などが同向式レイアウトのデメリットです。デスクがひとまとめに配置されていないため、PCや電話などの配線管理がしづらく、スペースの面でも場所を取ります。
前からの視線がない分、必然的に後ろからの視線にさらされます。後ろからの視線は監視されているような圧迫感を感じる方もいらっしゃいます。そういった方が多いと少し敬遠されがちなレイアウトでもあります。「とは言っても…」という状況になった場合、パーテーションで遮ることで圧迫感を軽減することが出来ますので、参考にしてみてください。
レイアウトはいろいろありますが、大切なのは働きやすいということ。それには適度なコミュニケーションとプライバシーの保護が必要です。無駄なスペースと思われがちなデスク同士の距離やパーテンションの配置も、業務の効率性を上げるために重要なこともありますので、気をつけたいですね。