オフィス移転の引っ越し費用、少しでも安くするには
「オフィスは移転したい。でも…出来るだけ費用は安く抑えたい。」
オフィス移転を考える誰もが考えることだと思います。いくつかポイントを押さえれば費用を減らすことが可能です。そんな「引っ越し費用節約術」について話していきましょう。
居抜き物件を選ぶ
引っ越し費用を大幅に安くする為には、移転先を居抜き物件にするという方法があります。居抜き物件とは、退去した人が使用していた配管や内装が残った状態のまま、貸し出し・売り出しされている物件のことを指します。
居抜き物件へ移転するメリットはもちろん、残された配管や内装がそのまま使えることです。美容院やオフィスなど、業態が同じであれば少し制限が発生するとはいえ、そのまま利用することができ内装費用が節約できます。
しかし居抜き物件にもデメリットがあります。それが理想的な物件になかなか出会えないことです。そのため、物件探しに通常より時間がかかってしまうことが多いのです。
移転が少ない時期に引っ越す
引っ越し業者の繁忙期は引っ越しの費用も必然的に上がります。オフィスの移転が多いのは、引っ越しの繁忙期とされるの3月と10月です。5月も長期休暇があるため、引っ越しとしたいと考える方が多く費用が高めです。
費用が落ち着くオススメ時期として9月・11月・12月が挙げられます。多くの方が9月~翌3月ごろにかけてオフィス移転の計画を立てるので、計画段階である9月・11月・12月は必然的に引っ越し数が減少します。(10月は転勤時期のため例外です。)オススメ時期であれば、費用を抑えられるだけでなく時間の融通も利きやすくなります。
フリーアドレスの導入
引っ越しの費用節約のためにフリーアドレスを導入するの?と疑問に思われる方も多いかもしれません。実は「社員の固定席」を作ることが引っ越し費用を引き上げてしまいます。固定席を作ることで、オフィス全体のデスクやキャビネットの数が人数分必要になります。しかし、外回りなどでオフィスに常駐しない社員が多くいる場合、固定席を作ることが無駄になることもあります。
固定席を作らず、誰がどのデスクでも使えるフリーアドレスを導入することで、デスクとキャビネットの数を減らし、内装工事費を抑えることが出来るのです。固定席がなくなることで、デスク作業を終えるたびに資料などを片づける必要があるので、デスクが書類で山積みという状態も減らすことが可能です。
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