工事キックオフミーティングの実施
工事キックオフミーティングでの実施項目
施工者がオフィス作りのプロジェクトのためにデザイン会社や外部PM(プロジェクトマネジメント)業者を決定した段階で、関係者間にてレビューを行い施工管理要領書、PM業務計画書、設計図、契約書等の統合、整合性確保を行い、プロジェクト推進のための体制及び役割分担などのベースラインの設定を行います。
理想の企業、理想のオフィス、理想の人材の定着は、このキックオフミーティングがカギを握っているのです。
・発注者の意図と目的
・関係者の業務内容と役割分担
・プロジェクトの体制と進め方
・関係者リスト
・PM業務項目と役割、責任、位置づけ
・工事範囲、責任範囲
・リスク分担
・スケジュール計画
・仮設養生計画
・施工計画
・品質管理計画
・安全管理計画
・関係諸官庁対応項目の確認
・近隣対応の確認
・その他
設計・施工定例会議の具体的協議事項
合意したプロジェクトベースライン及び役割分担に基づき、プロジェクトの進捗に合わせて定期的に会議を実施し、その状況を把握・管理します。
定例会議としては状況や規模により週/隔週/月に一回程度の頻度が考えられます。討議された内容は、各プロジェクト参画者に適切に共有される必要があり、そのために会議の開催通知、議事録、アクションアイテムリスト及び出席者リスト等を配布・管理します。
その結果をもってステアリングコミッティへの報告を実施し、重要な方向性の決定・共有、コスト負担可否決定への展開を実施していきます。
・品質状況
・コスト状況
・スケジュール状況
・追加・変更項目の確認・調整
・未確定項目の確認・決定
・次工程の施工計画
・近隣対応の確認
・リスク状況及び対応策の確認
・マンスリーレポートの確認・提出
・その他
目標実現や課題解決を目指し、コンセプトにそって作られるオフィスは、もはや単なる箱ではなく経営資源です。オフィス作りでの支出はコストではなく投資として考えることが経営戦略として広く受け入れられるようになってきました。