オフィス環境-現状の課題抽出-
現状分析と課題やニーズの抽出
移転先オフィス確定後の企画書に盛り込む内容として【基本コンセプト】を挙げました。続いて、現時点での課題に加え今後求められるニーズについて掘り下げてみましょう。
オフィスに関する課題やニーズ
→オフィスの形態
オープンでコミュニケーションが取りやすいスペースと、作業に集中できるブースとのバランスや位置関係を提起します。
→オフィス環境
パーソナルな作業環境(デスクの収納や各電話の配置など)は効率よくできるかを考えます。
→共有設備
リフレッシュスペースや会議室、休憩所など共有スペースの理解や利用頻度、満足度などの課題点を抽出します。
→運用課題
運用にフレキシブルな対応ができるか(例えば組織変更や新部署配置などに対応しやすいか)を検討します。
オフィスの移転を機に、現在の問題点を解決するための大切な作業です。
・業務の効率化や従業員のモチベーションアップ、発想の自由度が上がるなど経営面でのポイント。
・賃料を抑えたりスペースを効率よく使うという財務的観点。
・ICTを可能な範囲で新規導入することによる省資源化、煩雑な上に可視化され辛かった会議室予約システムの改善。
・リフレッシュエリアの増設やデスクのフリーアドレス化、テレワークやリモート業務による人事的観点の改善など。
多くの課題、問題点も抜本的に改善することが可能となります。
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