業者様の業務拡大や法人オフィス人員増などによる移転や改装。オフィスレイアウトのアイデアを目的別に解説
目的別に解説!オフィスのレイアウトアイデア4選
事業拡大、社員の増員、それに伴うオフィス移転…
成長中の企業では、日々の業務を進める上でオフィスのレイアウトを考えることも重要な仕事です。オフィスのレイアウトひとつで仕事の生産性が変わるといわれるくらいですので、引っ越し後のデスク配置作業は侮れません。業務内容や組織体制に合わせてどのようなレイアウトが求められるのか、目的別に、レイアウトのアイデアをご紹介します。
社内の広さに合わせて組み合わせするのもおすすめ。あなたのオフィスでも取り入れてみてはいかがでしょう。
チームワークが必須!コミュニケーションを増やす背面対向レイアウト
チームでプロジェクトを進めるタイプの業務をしている場合、この背面対向型レイアウトがぴったりです。背中合わせに円形にデスクを配置することで、作業中はお互いの視線を気にすることなく仕事に集中することができます。
必要なときには椅子ごと振り向くことで簡単にミーティングを開始することができるのでわざわざ打ち合わせスペースに移動する手間も省けてストレスフリー。ミーティングが終われば元に戻ってすぐ手を動かすことができるので、不明点や疑問点も周囲に気軽に聞ける環境を作ることがきます。
そのため、プロジェクト内で新人教育が必要な場面などにもおすすめです。
モダンスタイルなオフィスチェア
集中して作業したい!個別ブース型レイアウト
デザイナーやアニメーター、エンジニア、プログラマーなど、クリエイティブ職に人気の高いレイアウトは個別ブース型です。パーテーションをデスクの全方向に設置することで、一人の作業空間に集中できるようになります。個人での業務が多いクリエイティブ職であれば仕事の生産性をあげる工夫としてこのレイアウトはおすすめ。
しかし、他の社員とのコミュニケーションが減ることや、新人の場合はフォローしてもらう機会が減ってしまうなどのデメリットも考えられるでしょう。そのような課題が出そうであれば、1人ずつの個別ブースでなく新人と先輩の2名体制にする、といったアイデアも。
工夫して取り入れることで、メリットを活かしたレイアウトを検討してみてください。
流れ作業で効率化!スクール型レイアウト
スクール型レイアウトとは、全員が同じ方向を向いて作業をする、学校の講義スタイルのようなレイアウトです。このレイアウトでは、両隣とのコミュニケーションはできても前後でのコミュニケーションはかえって非効率になります。そのため、どちらかというと個人集中型の業務におすすめです。
また、書類作成で担当ごとに流れ作業が必要な業務や、電話オペレーターなどといった業務にも向いています。流れ作業の場合、担当が横並びに位置することで、席を立つことなく仕事の受け渡しが可能となるでしょう。社内でセミナーや研修をすることになった場合にも業後であればそのままのレイアウトで使用できるのもメリットといえます。
キャスター付き会議テーブル
いろんなシーンのいいとこ取り!対面型レイアウト
一番一般的ともいえる、対面型のレイアウトタイプ。このレイアウト、実はいろんなアイデアのいいとこ取りができています。デスク用のパーテーションを設置することで視線も気にならず作業することができますし、パーテーションがあっても対面している状態になるので少し顔を上げれば気兼ねなくチーム同士の会話をすることも可能となります。
基本的には両隣に他の社員がいることになるので、デスクの上を自由に占有できないといった窮屈さを感じる場合もありますが、足元にキャビネットなどの収納スペースを作ることで解消できるでしょう。部署ごとに島を作っておくことで、部署同士の仕事のやりとりに迷わず行き来できるのもメリットです。
さまざまな業種が同じフロアにいてレイアウトに悩む…ということでしたら、まずはこのレイアウトで島ごとに業種を分けてみてはいかがでしょうか。
オフィスのデスク用キャビネット
社員満足度UPを狙うレイアウト変更のすすめ
オフィスのレイアウトは、日々の業務をスムーズに進めるためのカギを握っていると言っても過言ではありません。生産性の上がらない社員は、もしかすると集中できる環境が与えられていないせいかもしれないし、部署同士の導線が悪いせいかもしれません。会社の規模が大きくなってきたら、まずは社員の声に耳を向け、どのような職場環境が求められているかヒアリングする必要があります。
チームでのミーティングを頻繁に行える環境にあるか?
集中してクリエイティブに没頭できるか?
社内を見渡してみて、しかるべきレイアウトに入れ替えを検討してみませんか。ちょっとしたアイデアで社員の満足度が向上し、仕事の生産性もあがるかも。これからオフィスの引っ越しを考えている会社はもちろん、社内の雰囲気を一新したい会社にもレイアウト変更はおすすめ。気分転換をして、より一層士気の高いオフィスを目指しましょう。
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