キャスター付き家具のメリットデメリット
オフィスにあるキャスター付き家具のメリット
オフィスチェア
多くの企業が取り入れているキャスター付きオフィスチェア。座る時も立つ時も、軽い動作で動いてくれて本当に便利ですね。
長時間座ることが多いため、体に負担が少なくなるようなデザインのものを選びます。
回転も楽なので、横にある物を取ったり仕舞ったりする際にも体への負担が少ないと同時に、離着席の時間的ロスや集中力が切れることも低減します。
コピー機・複合機
一般的によくあるサイズの床置き型複合機の重量は200キロ近いものもあります。
重い什器ですから普段はキャスターにロックをして、動かないように工夫されていると思いますが、点検時や移動が必要な時にはキャスターがあると助かります。
キャスター付きワゴン
デスクの下に収まるサイズのキャスター付きワゴンは、簡単に動かすことができ、使用する人が使いやすいように移動できます。
フリーアドレスを取り入れた企業では、天板の長い大型デスクを数人でシェアする際、1人ずつの仕切りの役目も果たすのがキャスター付きワゴンです。
引き出しのついていない棚だけのシンプルなキャスター付きワゴンもあると、デスク周りに散乱しがちな小物や荷物、ファイルなどを手元に置いて作業することもでき、効率が高まるでしょう。
オフィスで気を付けるキャスター付き家具のデメリット
キャスターの種類と床面のタイプ
キャスターには床面との相性があります。
オフィスの床面に適したキャスターの家具でなければ、思うように動かなかったり、ガタガタしたり、使い勝手が非常に悪くなる場合がありますので、導入の際には良く確認しましょう。
地震に備えて
地震が起きたとき、家具が倒れてくるのと同時に、家具が移動して避難経路を塞いでしまうことがあります。
定位置に決めて設置したキャスター付きオフィス家具は、きちんとロックを掛けること。
ロックを掛けると使いにくいチェアや小型のワゴンなどは、いつもデスクの下に戻し、人が通る経路を邪魔しないよう、日頃から気を付けなければなりません。