オフィスの壁・壁面のデザイン・レイアウト事例を紹介!
従来の「デスクがあれば仕事ができる」という考え方から、「企業理念」や「従業員の満足度と生産効率」「採用した従業員の定着」などの観点から機能的でお洒落なオフィス作りに注目が集まっています。
色々なオフィスの壁デザイン・レイアウト事例
視覚的に壁が占める面積は大きいので、壁の印象を変えるだけでも、かなり雰囲気が変わります。
色が人に与える心理的印象
オフィスデザインの元となるコンセプトを決める時、役に立つのが色使いです。コーポレートカラーや壁の色など、会社の理念や、従業員のモチベーションをアップさせるために色が人に与える深層心理を使うのも効果的です。
赤 | リーダーシップを発揮するカラー。 |
青 | 冷静でクール、知性的、爽やかで誠実さを思わせるカラー |
緑 | 大自然による一体感を連想させます。エコロジーなイメージもあります。 |
黄色 | 好奇心旺盛でユーモラスな印象と、活発で元気が出るカラー。 |
茶色 | 落ち着きや責任感、安定感、信頼や親しみをもたらせるカラー。 |
壁面カラーを引き立たせ、気持ちを動かす事例
執務室や会議室の壁面に一部黄色を使ったり、照明の濃淡で黄色のムラ感を作り出すことで、気持ちに活力を与えてくれます。活性化や発想が生まれやすくなるような演出効果を期待します。
画像を効果的に利用する
ラウンジやエントランスに壁一面の大きな写真や映像を使うことで、来訪者や従業員にインパクトを与える手法です。
また壁一面に小さな写真をびっしり組み込むという方法も、組織力の強さや企業としての姿勢、想いを伝える手段となりえます。
素材を生かした壁面
石材や無垢材など、素材の質感を際立たせることでもデザイン性の高い空間になります。
映像や照明との融合
壁面に凹凸を作り、プロジェクターや照明の向きによって立体的な動きを作り出すことができます。
直線で動きを作り出す
ただまっすぐなだけの廊下の壁面に、ランダムな直線ラインを作り出し、動きを付けます。また広がりを付けたい場合には所々半透明の色付きシートを張ったガラス素材に変えることで、印象は大きく変わります。
床から壁へと続く広がり
オフィスのデザインコンセプトとなる画像をグラフィックシートで壁面に表現し、床も同様のグラフィックを使って壁へ繋がりを持たせることで、広がりや続いていく道の印象を付けたという事例もあります。