オフィス物件情報の収集
オフィス移転のコンセプトが出来るたら、実際に物件探しという段階です。
目的に合った物件を探すにはどのようなことに気を付けて情報を収集したらよいでしょうか?
第一段階~立地や資料~
・賃借料(賃料、共益費、敷金など)
・賃借面積、立地(交通アクセス)
・地域(社会的な条件)
・業務利便性(顧客との距離、業務上必要な施設との距離)
・生活利便性(通勤、食事、買い物)
これらの情報は、仲介会社や貸主からヒアリングするのが効果的です。
第二段階~建物施設の装備状況~
・施設の基本性能(耐震性、床荷重、電気容量、空調方式、搬入路、メーリング)
・施設付加情報(外観、設備増強対応状況、空調不可)
・施設運用性能(清掃、警備の24時間体制か常駐か)
・貸主信用調査(経済的信用力。敷金の返還に支障がない経済的なバックボーン)
第三段階~建物施設のその他装備状況~
・定性的な効果(満足度、モチベーション、交通の便、知名度、付近の生活環境など)
・定量的な効果(賃料、出張費など)
→移転計画の作成【移転後の効果予測】
仲介業者や不動産屋に条件を提示して、いくつか紹介して貰うと良いでしょう。
気になる物件がある時には、必ず内見に行き、周辺環境やビルの設備、同ビル内のテナントや雰囲気なども確認します。
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