エーロ・サーリネンがデザインした個性的な家具「チューリップチェア」を主役にしたコーディネート
エーロ・サーリネンが残したもの
クランブルック美術大学の創始者である建築家のエリエル・サーリネンを父に持つエーロ・サーリネンはモダン建築、都市計画、デザイン教育、家具、ライフスタイルなど、幅広い活動で非常に高い評価を受けています。
そんな彼の残した作品の数々は時を超えて今もなお、私たちの暮らしに大きな影響を与えていると言えるでしょう。
サーリネンの代表作チューリップチェア
どのデザイナーが作ってどんな名前の椅子なのか知らなくてもチューリップチェアを見たことがあると言う方は多いかもしれません。なぜならチューリップチェアは現代もオフィスやカフェなど様々な場所で愛され続けているからです。
回転機能を持つ1本脚のアルミニウムベースから構成されており、座面から伸びる一本の脚と花弁のようなシェル。そのフォルムがチューリップの花びらのように見えることから、その名の通りチューリップ・チェアと名付けらたのです。
サーリネンは椅子の「脚」部分に注目し、一本脚にすることでテーブルの下をすっきりとみせることを実現し、当時としては世界初の一本脚の椅子を完成さ大変注目を集めました。
斬新でありながら感じる安心感
斬新で一度見たら忘れることのできないチューリップチェアは半世紀以上の時を超えた今もなお、私たちに新鮮な印象を与えます。非常に個性的なフォルムですが、様々なシーンで愛され続けており、どんな空間やスペースでも対応可能な傑作チェアと言えるでしょう。長い間愛され続けているため、そこから感じる歴史や安心感がさらにチューリップチェアの魅力をさらに高めてくれているのです。
チューリップチェアでお部屋にアクセントを
いかがでしたでしょうか?一度は目にしたとのあるチューリップチェア。未来的で個性的なフォルムのチューリップチェアは不思議とどんなテイストのインテリアにもマッチします。チューリップチェアを部屋に取り入れて、お部屋に素敵なアクセントを加えてみませんか?