カウンター越しの接客をスムーズにこなす店舗改装
店舗のデザインはビジネスコンセプトをお客様に伝えるための顔でもあり、同時にお客様に与える気持ちや満足度にも大きく影響します。
様々な業態におけるカウンター越しの接客
いずれの業態でも気にかかるのがデザイン面と機能面のバランスでしょう。
パッと見にクールで洒落たカウンターでも、お客様をお待たせするほどに使いにくければ、良いおもてなしは出来ません。
接客のためのカウンターは、顧客満足度を高めるためにも使いやすい工夫がなされているべきです。
物販・レンタルなどのレジカウンター
お客様とのお金のやり取りや注文、相談などの対応をテキパキとスムーズにできる機能性が一番重要です。
そしてレジだけでなく、クレジット決済用の端末、電話やFAX、ペン、セロテープ、輪ゴム、包装袋、紙袋、ビニール袋、ギフト対応(BOX・リボン)などを、カウンター下に使いやすく収納しておかねばなりません。
カウンターのお客様側にも、バッグ置台、衝動買いするかもしれない小物・雑貨の設置など、レジカウンター廻りにはまだまだビジネスチャンスがいっぱいあります。
不動産・携帯ショップなどの受付/契約カウンター
お客様が立っている状態で利用する場合も、着席する接客でも、書類に記入して頂いたりする必要がある場合には、カウンターの奥行きが60cmほど必要になります。
また手元が暗くならないよう、上からの照明も必要でしょう。
作業カウンター回りは、パソコン、レジ、電話、インターフォン、モニター、コンセント等の事務機器及び通信設備がならびますので、相応のスペースを確保します。
いつも必要になるペンやゴム印、社判、ホチキスなどは使う順に並んでいると手間取りません。
業態によってはカウンター内の手元を見せない、段差のあるのカウンターを選ぶこともあります。
飲食店のレジカウンター
飲食店舗のレジカウンターは、支払金額の出入や電話、FAX、キャッシュカードやPOS、そしてPCなどいろいろな機能が集中しており、大切な場所です。
機能性も重要ですし、お客様に対する帰り際の最後のおもてなしを行う所でもあります。その飲食店舗のイメージと気配りがなされたレジカウンターデザインが重要です。