会議室の時計はアナログ表示?デジタル表示? 時間を無駄にしない工夫を考える
業務の効率化を推し進めるためにオフィス移転をするのは、無駄を省く方向転換への大変良い機会です。
今回は会議における無駄の省略について考えてみましょう。
その会議、本当に必要ですか?
共有するだけで済む情報は会議の必要なし
既読が確認できるアプリやコミュニケーションツールを使い、資料を共有するだけで済むことは、わざわざ会議で時間を使う必要はありませんよね。
本当に必要な会議は、時間を意識して
アナログ時計とデジタル時計、どちらが会議室に向いているのか?
さて本題です。会議室に置く時計を変えるだけで、時間を意識した会議が出来るようになったら素晴らしいと思いませんか?
デジタル時計はその瞬間の正確な時刻が、パッと見ただけで分かりますから大変便利ですね。
しかしあと何分あるのか?ということに関しては、自分で引き算をしないと分かりません。
その点アナログ時計は円グラフと同じで、直感的に「現在時刻」「経過した時間」「残りの時間」が分かります。
また、アナログ時計は心理学的にも大きなメリットがあると言われており、それは直感的に残りの時間がわかるため、「あと何分で終わらせるよう仕事のピッチを上げよう」などと、自分自身で意欲を高めたり行動を速めたりしようとする心理が働くという効果です。
この心理的効果を利用するならば、ダラダラと長引いてしまう会議室にはアナログ時計を置き、終了時間を明確にしておくべきだということが分かります。
その他、会議を効果的に進めるためのポイント
その他にも同時に「時間を大切にする」為の策を施して会議に挑むようにすれば、目に見えて変化が出てくるはずです。
・意思決定者を置く
・会議出席者の上限を決める
・前日までに予め資料を共有しておく
・会議進行役を置く
・飲食を禁止する
・説明役の人以外、パソコンは持ち込まない
・目的以外の話はしない
など方法はいくつもあります。
自分の会社に合った方法が見つかるまで、トライアンドエラーを繰り返してみましょう。
いずれ時間の無駄になるような会議は無くなり、本当に必要とされる会議が短時間で出来るようになります。
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