北欧出身のハンス・J・ウェグナー。デザイナーズ家具として名前の挙がることも多い「ベアチェア」の魅力について考える
ハンスJ.ウェグナーをご存知ですか?
ハンスJ.ウェグナーは20世紀を代表する、デンマーク出身の家具デザイナーです。
ハンスは生涯で500種類以上の椅子をデザインし、20世紀の北欧デザイン界に多大な影響を与えました。そんなハンスの作り出した椅子の数々は今もなお、世代を超えて世界中の人々から愛され続けています。
数多い名作の中から、今回はハンスの傑作「ベアチェア」の魅力をご紹介していこうと思います。
ベアチェアの名前の由来は座り心地にあった!
ベアチェアはウェグナーのチェアの中でも1,2を争う座り心地の良さと言われており、その座り心地はまるで後ろから熊に包まれるかのようで、アーム部分が熊が手を広げて立っているような愛嬌のある姿からベアチェアと名付けられました。
クッション性が高く広い座面を持ち、普通に腰掛ける時は勿論のこと、体を斜めにした際も肘掛けに足をかけてリラックスした姿勢でも座ることができます。アームに足を投げ出したり、足を曲げて座ったり・・・どんな体型の人がどんな姿勢で座っても心地いい構造になっています。
天然素材が作り出す座り心地
ベアチェアの背はコイルスプリングで弾力を形成し、麻、ヤシの木の繊維、コットン、馬毛の天然素材のみを使って完成された椅子なのです。
天然素材を使用している為、使うほど柔らかく、身体の当たりも心地よくしてくれますし、昔ながらのソファを張る技術によって仕上げられている事で、更にすばらしい座り心地を体感することができるのです。
ベアチェアで贅沢なひと時を
ハンスが考え抜いたフォルムと天然素材が織りなすベアチェアの他にはない座り心地。
リビングやオフィスに迎え入れて贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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