観葉植物や水槽でオフィスの癒やし空間作り
オフィスを移転して、より良い環境を作ろうと思うのならば是非取り入れたい物があります。
それは「癒される何か」です。
味気なく無機質なオフィスは、労働意欲も下がりがちです。「集中するために無駄なものは一切排除」というオフィスでは、短時間の集中は保てても、長時間居ると返って疲れがたまり、作業効率が落ちます。
小さなアイテムでオフィス空間を快適にするアイデアをご紹介しましょう。
観葉植物や水槽&熱帯魚の癒し効果が大きい訳は?
水槽を置くメリット
リフレッシュ効果
水の中を悠然と泳ぐ魚や、ゆらゆらする水草、光の反射などが美しい水槽の中は、時間の流れもゆっくり、泰然としています。
現実の慌ただしさや疲れを、一瞬でも取り払ってくれる優しい光景なのです。
適度な明るさの仕切りに
打合せのために仕切られたパーテーションの内側は、閉塞感を感じがちです。スペースは十分にあっても、心が「窮屈だ」と訴えているかのようです。
水槽をパーテーションとして使う方法は、癒し効果の他にも壁際に適度な明るさをもたらすというメリットがあります。
オフィスのイメージ改善
水槽を設置することで企業のイメージが変わることがあります。例えば来客が目にする位置に水槽を置けば、クリアで洗練された印象を与えることができるでしょう。
水槽は壁に埋め込むスタイルにも出来ます。この場合には、壁のほんの一部分であっても奥行きが広く感じられる効果もあります。
観葉植物を置くメリット
目に優しいグリーン
日頃からPCのモニターばかり見ていると目が疲れます。目の疲れは肩こりや首の凝りにも繋がります。
そんな時、視界に観葉植物のグリーンが入ると、緊張が和らぎ視覚疲労が回復するのです。
眼精疲労からくるドライアイも、このような小さなアイデアから緩和されるでしょう。
種類の豊富さと優れたインテリア性
観葉植物は目の癒しだけでなく、インテリアとしても活躍します。
並べて置くことでパーテーションとしても利用できます。
グリーンの目隠しなんて洒落ていますよね。
観葉植物は種類も多いため、葉の細長いもの、丸いもの、背の高いもの、上から下がるものなど、工夫次第であらゆるスペースにマッチします。
よどんだ空気を清浄化
森林浴に行くとリラックスして心が落ち着きますよね。
オフィスの観葉植物でも似たような効果が得られます。これは植物が出すフィトンチッドという成分が、人の脳内のα波を増大させるからだと言われています。
そして言わずと知れた植物の空気清浄作用—二酸化炭素を吸って酸素を増やす—があります。更に葉から水分を蒸発させる、植物の「蒸散作用」によって天然の空気清浄機としての効果があります。
「育っている」という癒し効果
情緒とコミュニケーションを育む
水槽の魚も観葉植物も生き物です。日々成長しているのです。
「水草の丈が長くなったね」「小さい魚が増えたみたい」「新芽が出て来たよ」など会話の種となり、コミュニケーションが自然と図れます。
和やかな会話の裏には、オフィスの小さな立役者がいるものです。
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