デザイナーズ家具などおしゃれ家具を活かす、オフィスのレイアウトデザインとは
近年海外を習っておしゃれなオフィスが増えてきているような気がします。
昔から外資系企業とのオフィスのおしゃれ度の差は一目瞭然でした。国内企業は一昔前までは業務用の灰色のデスクや棚が当たり前でしたが、今は時代遅れのように見える気さえします。ありきたりなオフィス家具ではなく、そこで働く人が心地よく快適に過ごせせるオフィスとはどのようなものなのでしょうか。
またおしゃれなオフィスにしたいと思った時、どういったポイントを押さえればおしゃれに見えるのでしょうか?これらのポイントについてお伝えします。
「来客と社員に自信を持たせるために、エントランスは華やかに」
おしゃれの最大のポイントはズバリ「見た目をいかに良くするか」ということです。会社のエントランスはいわば会社の顔であり、見た目の最たるポイントです。ですからここに手を抜くわけにはいきません。
派手にする必要はありませんが、見た目のおしゃれをする必要はあります。受付カウンターの有無はさておき、絵画や観葉植物など来客の目を潤し、尚且つ自社のアピールができる装飾を心がける必要があります。
社名の看板デザインなどに多少お金をかけてでもして損はないでしょう。来社した方から、「この会社と取引したい」と思われるかどうかは入口で決まると言っても過言ではないでしょうか。また毎日エントランスを通る社員のやる気を高めるようなおしゃれで素敵な入口をつくって損はありません。
「来客用の応接室や会議室は格好良く見た目にこだわるべき」
魅せ方でとても大切なポイントその2は、やはり来客を招く応接室や会議室のインテリアです。チープなパイプ椅子では自社の品格を損なう恐れがありますから、それなりの椅子を用意したほうがいいでしょう。オフィス用のそれなりのチェアには座り心地や長時間の座位でも疲れないような工夫がされているため、来客のためにも社員のためにもよりよい会議を行うためには非常によい投資になるのではないでしょうか。
また絵画や観葉植物など、リラックス効果のある装飾品を飾ったり、会議室を華やかにみせる工夫も行ったほうがより良いでしょう。見た目も華やかになるスマートなスタンドライトを設置することをおすすめします。
「社員のやる気を上げる執務室も格好良く」
デザイン性のあるおしゃれな空間と、デザイン性を全く無視したコスト安重視の空間と、人はどちらに長くいたいと感じるでしょうか?当然おしゃれな空間にいるほうが気分がいいですね。
社員一人一人のデスクや椅子選びを大切にすることで、離職率の低下や会社への貢献度の向上などが見込める可能性が高まります。特に長時間座る必要のある椅子選びは重要であると感じます。疲れる椅子からは早く逃げたくなりますから、座り心地のよい、長時間そこにいたいと感じられる空間やインテリア、家具を選ぶことはとても重要なのです。
「役員室、社長室はみんなの憧れの場所に」
段階をおった役職の良いところは、「頑張ればああいうふうになれるのだ」という憧れと尊敬と希望が生まれる所にあります。
ですから、上に立つ人間はあまりにみずぼらしかったりボロボロな家具に囲まれていたり、自分と変わらない給料では目指す気にはなれません。
上に立つ者は下の者が憧れる空間に身を置くべきなのです。ですから役員室のソファーは本革のデザイナーズ家具を置き、社員から「自分もいつかあの空間に身を置くことが出来る人間になりたい」と思われてください。
「休憩室をおしゃれにすることのメリット」
ランチタイムに外へリフレッシュも兼ねて出かけるのもいいのですが、社員がお弁当を持参して憩いの場を社内に持っている会社は強いと思います。なぜなら社員のコミュニケーションが良好な会社は「風通しがいい会社」と言い換えることができるのです。
こういった会社はちょっとした連絡ミスでの致命的な損失を免れることができるでしょう。社員間の良好なコミュニケーションの場を会社が用意しておくことで、結果業績のアップにも繋がる大切な憩いの場が休憩室なのです。
休憩室はなるべく明るいカラーで統一し、楽しい雰囲気になれるようなインテリアが大切です。二人掛けの対面テーブルをくっつけて四人、六人と多くの人が入れ替わり立ち代りしてもその空間をそれぞれが楽しめるような工夫が必要です。
まとめ
おしゃれなオフィスとはなんだろうと考えかた時、「意図のあるオフィス」と言い換えることができるのではないかとふと思いました。社員が、来客が心地よくいられる場所であるよう、気持ちよく仕事ができるよう考えて作られた場所がおしゃれな場所なのではないでしょうか。
逆におしゃれではないオフィスとはコストばかりに気をとられ、意味のない物を並べているだけの場所を指すのではないか。そうだとすると、意図のある空間はきっと伝わるし、心のこもったレイアウトはきっと業績という数字で返ってくるのではないかと感じます。