パソコンの向きを変えるとオフィスワークの能率が上がる?!
パソコン作業の能率を下げる「グレア」とは?
日頃、長時間使用するパソコンですが、そのモニター画面に窓からの光や、照明が映り込んで眩しい思いをしたことがありませんか?
このモニターに反射する眩しい光を「グレア」といいます。
グレアによる作業効率の低下
注視している画面の中に明るさの濃淡があると、目はとても疲れます。目が疲れるばかりでなく、頭痛や肩こりを引き起こしたり、更にひどくなると目に障害をもたらすこともあります。
このような不具合は、作業への集中力を低下させます。
直射日光によるグレア
窓に背を向けるデスク配置は?
窓に背を向けるデスク配置にすると、差し込んできた日光がパソコンモニターに反射することがあります。
この時のグレアは大変強く、作業効率は著しく低下します。
・窓にブラインドを降ろす
・デスクを窓から離す
・モニターの向きを変える
などの対策が必要です。
窓に向けたデスクは?
外光がパソコンモニターに逆光で当たることになり、モニター画面が暗く感じられるでしょう。グレアは発生していないものの、光の濃淡が大きいため目が疲れます。この場合、外光が強い時間帯はパソコンモニターの明るさを上げ、外光が弱くなったらモニターの明るさも下げるなどして極端な濃淡が出来ないようにします。
蛍光灯の反射によるグレア
照明器具側の対策
「オフィス照明器具をLEDに替えたら明るすぎて目がツライ」という話を聞いたことがありませんか?
従来の蛍光灯よりLEDライトの方が拡散率が低いため、一定の方向が眩しくなる、ということはあります。
これを防ぐため光源に光を拡散させるフードを付けたり、格子状のカバーが付いたルーバーを取り付けます。
パソコンモニター側の対策
パソコンモニター画面にグレア防止の保護フィルムを貼り付けると効果があります。
眩しいと感じるレベルは個人差がありますが、作業効率や健康面にも配慮したオフィスを作りたいものです。
■参照
https://allabout.co.jp/gm/gc/301755/