オフィス移転-基本計画書-
移転先オフィス確定後の企画書
移転先の物件は広さやロケーション、賃料などを元に最適であると判断され、確定されました。 次に行う基本計画書は、新しいオフィスを作る上で最も重要な企画書になります。
以下の内容を盛り込むと概要も詳細も分かりやすく、外部業者との打ち合わせや内部での会議、従業員への説明などがスムーズになります。
基本コンセプト
→新オフィスで改善したい部分は何か、課題を解決できるかを明確にします。
スペース計画
→それぞれのセクションにどのくらいの広さが必要か、動線は正しいか、フロア別に機能を想定してゾーニングします。
スケジュール
→内外部との連携がスムーズに進むか、オーナー側からの条件も加味した上でリアルな日程のスケジュールを立てます。
コスト
→見積りが出て工事費用、引越し費用、新規什器のコストなど必要経費の想定を行い、プロジェクトのコストを算出します。
体制
→工事の規模、設計者、施工者などの体制を想定して計画に盛り込みます。
ここでの企画書は移転先を確定する前に洗い出した問題点や改善したい部分を踏まえて分析し、設計士やインテリアデザイナー、外部のプロジェクトマネジメント業者と一緒に実際のオフィス構築について検討し、施工を踏まえてスケジュールを組み、作成するものです。
コンセプト作成やデザイン設計、工事費や諸費用の見積もりなどは専門家に依頼した方が効果的です。
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