オフィス作りで考慮するキーワード
新しくオフィスを作る際にまず「オフィスコンセプト」を作ります。どのようなことに注意すればよいのか、考慮すべきポイントを挙げてみましょう。
難しそうに思われがちですが、
・会社の目的は何なのか
・働く人たちはどんな環境であれば能力をフルに発揮できるか
この2点を外さないようにしつつ計画を進めます。
オフィスの省エネルギー対策
光熱費や消耗品のコスト削減に取り組みましょう。しかしながら闇雲に省エネを推し進めても、オフィスの快適性が損なわれるようでは不平不満が出て長続きしないでしょう。
現状を把握し数値や表などで可視化するのは有益です。 その上で可能な削減目標に取り組みます。短期間で達成できることなのか、中長期にわたって意識を高める問題なのかに分けてとらえるのも効果的です。
ワークスタイルの変革と柔軟性
企業を取り巻くICTは多種多様になり、業務の効率化が大きく向上しています。
PCやタブレットといったデバイスだけでなく、ネットワークの高速化、クラウドサービスの進展などを効果的に利活用することで、企業も人々も「時間」「場所」を問わず業務にあたれるようになってきました。
こうした変革に柔軟に対応できるオフィス作りも重要になります。リモートやテレワークを導入している企業が増加していることから考えても必ずおさえたいポイントであると言えるでしょう。
オフィスの災害対策
東日本大震災以降、特に注目されている分野です。地震災害と火災を想定することが多いです。大分して「建物や設備等のハード面」「避難訓練や避難マニュアル等のソフト面」をバランスよく推進します。
オフィスのセキュリティ対策
強盗や窃盗など外部からの侵入者を防ぐ手段として、防犯カメラ、警備の装置、入退社管理のシステムを導入する場合があります。加えて、オフィス内のレイアウトを工夫することも防犯対策のひとつと言えるでしょう。
業務に支障が出ないように、しかしながら不法な部外者が立ち入らないようなゾーニング計画を立てることが重要です。
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