初心者でも大丈夫。生産性を上げるためのオフィス用観葉植物
なんとなく敷居が高いと思われがちな観葉植物。実は、オフィスに置くことで仕事の作業効率にも効果をもたらすことがあるって知っていますか?観葉植物は緑で癒しを与えるだけではありません。
近年では、「グリーンアメニティ」と呼ばれる化学的根拠をもった植物が与える効果についても研究が進み、オフィスに取り入れる観葉植物に注目が集まっているのです。せっかく毎日を共にするオフィスですから、少しでも出社が楽しくなるような工夫をしたいですよね。そんなとき、お手軽に取り入れられる観葉植物から始めてみてはいかがでしょう。
グリーンアメニティってなんだろう
グリーンアメ二ティとは、一言でまとめると「植物が与えてくれる癒し効果」のことです。
グリーンアメニティの主な効果として
- 眼精疲労の回復、緩和
- 心理的、精神的負担の軽減
- 空気洗浄効果
- 湿度調整効果
などが取り上げられます。 近くに緑があることによる心理的作用、癒し効果はもちろんですが、空気中の湿度の調整にも効果があるのは驚きですよね。湿度の調整は人間の不快指数を下げるためにも効果的。空気が澄んでいることで快適度を上げることができます。
オフィスにいると乾燥してよく風邪を引く人や、オフィスが蒸し蒸ししていて作業効率が下がる気がする、なんて経験をしたことがある人は観葉植物に目を向けてみるのも良いかもしれません。
気軽にデスクのお供を。小さな観葉植物
観葉植物、と一言でいっても、たくさんの種類がありますよね。まずは、パソコンの脇に置くことができるような、ミニサイズの観葉植物から取り入れてみてはいかがでしょうか。小さめの観葉植物では、「ミント」、「ローズマリー」などのハーブや「ベビーティアーズ」という可愛らしい植物、「テーブルヤシ」といわれる南国気分を味わえるものもおすすめ。
パソコンで1日中作業をしていると、ブルーライトで知らず知らずに目の疲労が溜まっています。放っておくと、夕方には自然と作業効率が落ちてしまうもの・・・。時々、気分転換に観葉植物に目を向けたり、お世話をしたりすることで、眼精疲労の緩和にも繋がります。一人一人の社員の快適度が保たれることで、オフィス全体の生産性が向上されそうですね。
ウォールナットのカフェ風オフィス パソコン用デスク
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個人デクスだけではなく、会議室に置く観葉植物もオフィスの雰囲気をよくするために効果的。空気がこもりがちなオフィスの一室を、常に最適な空間に保ってくれるでしょう。さらに1日の人の出入りが少ない場所であれば、あまりこまめな世話が必要にならない育てやすい観葉植物がおすすめです。
大きめの観葉植物では、存在感のある「パキラ」や、葉っぱの模様が美しい「フィカス・アルティシマ」が定番。どちらも、毎日のお手入れは基本的に必要がなく、季節や環境によりますが1〜2週間に1度程度の水やりでも良好な状態に保つことができます。注意点として、パキラは寒さに弱いため最低でも10℃以上の部屋であること、フィカス・アルティシマは葉に虫がつかないよう定期的に葉水をしてあげること、が必要になります。
観葉植物はリース業者が点検してくれるサービスもありますが、社員自らお世話をすることでも、精神的な癒し効果があり仕事の生産性にもつながるので当番を決めて水やりをするなど工夫してみてください。
応接室の雰囲気も大切。お客様にも癒しを
仕事の生産性を上げるには社員それぞれの快適度も大切ですが、外部から訪問されるお客様に快適にお過ごしいただくことも重要です。とはいえ応接室の湿度調整や空気清浄に常に気を使うのは労力のいること。まずは観葉植物をひとつ配置して、部屋の空気を新鮮にすることから始めましょう。 おすすめは、大小いろいろな大きさで選べる「オーガスタ」、スタイリッシュなイメージの「サンスベリア」など。
さりげないインテリアとしても人気の観葉植物です。その他、どのような印象をお客様に残したいかを考慮して置く観葉植物を選ぶと良いですね。
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オフィスの生産性UPに、観葉植物という考え方
観葉植物を置いたことによる仕事の生産性向上の効果は、配置直後よりも1〜2週間経過してから表れるといわれています。日々の植物の成長を見ることで、出社することが楽しくなり欠勤率が下がったというケースもあるそうです。観葉植物は仕事に直接関係がないと思われて軽視されがちですが、実は社員の生産性に大きな効果をもたらすもの。リースで取り入れることも可能ですので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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